テンション低い私もがんばって育児してます。


by takukismam
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歩き出した小さな木

先日、軽い中耳炎になったたくぼうを連れて
耳鼻科に行きました。

近場の耳鼻科は人気の耳鼻科。
予約制にもかかわらず待ち時間およそ2時間。

たくぼうの機嫌を損ねてはめんどうなので
おひざに乗せて、要求はくまなく聞き。
持ってくる本も、対象年齢に関わらず読み。

そんな中で、たくぼうが<よーんーでー>と持ってきた
1冊の絵本。ていうか本。
<字ばっかりだよ、いいの?>と聞いても<いい>というので
満足するまで読んでやるつもりで
読み始めました。

お話は、パパの木、ママの木のそばで幸せに過ごしていた
ちびっこの木が、ある日歩けるようになり
世界中を旅する冒険物語。

おとなしく、終了1ページ前まで聞いていたたくぼう。

どういうわけか、突如顔をゆがめて大泣き。

あわてて、理由を聞くと
<どうして、ちびっこの木はパパとママと一緒にいないの?>と。

ていうか、パパとママと別れたのは10ページ以上前のお話なんですが・・・
と思いつつも
<ちびっこの木は、大きくなったから、
 パパとママのそばにいるよりも、いろんな物が見たくなったんだよ。>
と説明。

すると
<たくは、大きくなってもパパとママのそばにいる!!>
とさらに大泣き。

思い返せばかわいい話ですが
正直、弱りました。
泣き止まないんだもん。

しかし、こんないい加減な親でも
パパとママは子供にとって絶大なのねー。

あと10年もすれば、嫌われる事確実なんでしょうが・・・
by takukismam | 2007-10-31 12:57 | たくぼう系